ビンディングの選び方で一番大切なのは、サイズです。
自分の動きを正確に板に伝えるために、ブーツとフィットしていることが最も重要だからです。
多少適正なサイズと違ってもある程度調整はできるので使えないことはありませんが、なるべく正しいサイズのビンディングを選びましょう。
そのためには、できれば購入前に実際にブーツをはめてみて不具合がないかどうか確認しましょう。
そして忘れてはいけないのは、板を取り付けるネジのシステムの違いです。
「Burton」など一部のブランドは兌換性の少ない特殊な取り付けシステムを採用しているため、注意が必要です。
その他、最近のビンディングは性能が良いので、誰もが名前を知っているブランドの低価格帯の商品であれば十分な機能がありますので、特別な心配はいりません。
ポイント:サイズが一番重要!
板との取り付けシステムを確認!
同じメーカー、または同系列のブランドのブーツとビンディングを使う場合は、メーカーの発表している推奨サイズがあります。
必ず購入前にホームページなどで確認しましょう。
また違うメーカー同士の組み合わせで使う場合は、確認が必要です。
以下の画像を参考に、適正なサイズのビンディングを選びましょう。
板とビンディングを止める方法が現在では2種類が主流になっています。
Burton社の「EST」とその他一般的な「4×4」(フォーバイフォー)です。
システムにより滑りに優劣が出ることはほとんどありません。
Burtonのビンディングは、取り付け部分のディスクを変えることですべてのスノーボードで使えるものもありますが、ほかのメーカーのビンディングをBurtonの板で使用したい場合は注意が必要です。
また、BurtonはESTの以前、3×3のシステムを使用していましたが、現在ではあまり見かけません。
Burton以外のほとんど全てのメーカーがこのシステムを採用しています。
4本のネジで板とビンディングを止めるシステムです。
Burtonのビンディングも4×4に対応しているものが多いので、一般的に汎用性の高いシステムです。
Burtonが採用している独自規格で、基本的にはBurtonの板とビンディング同士でしか取り付けることができません。
2本のネジのみで、板とビンディングを止めるシステムです。
Burton以外のビンディングを使用したい場合は注意が必要です。
価格が高くなると、調整できる部分や幅が増えたり、硬さが硬くなり少ない力でも反応が良くなったり、良い素材使うことで長持ちしたり重さも軽くなったりします。
しかし、初めのうちは正直違いがそこまでわかりません。
また、上級者向けの硬いモデルは「ハンドルを少し切るとすごくよく曲がる車のようなもの」なので、初心者のうちは安定して扱うのが難しくなります。
まずは、各メーカーの普及帯の安いモデルで構いませんので、柔らかめで、自分のブーツに合うものを選びましょう。
メーカーの特色をあげるとすれば、誰でも聞いたことのある大手のメーカーは、発売しているモデルも多く、モデル別に用途を細分化していることが多いです。
逆に、小さなブランドで、発売しているモデルが少ないメーカーは、万人向けで幅広い層に向けて作られている場合が多いように感じます。
どちらが良い悪いはありませんが、予算の中で欲しい色やデザイン、機能を吟味しながら適正なサイズのものを選びましょう。