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青木 亮 -Aoki Ryo-

今回登場してくれるのは、高鷲スノーパークなどでモンスターパイプ造成実績のある国内唯一のディガークルー「Global Snow Design」代表、青木亮くんです。

Personal history

1987年、兵庫県生まれ。

小柄ながらもハーフパイプでの高く確実な滑りを魅せ、当時10代が主流のコンテストシーンでメキメキと頭角を現す。2011年のシーズンにはアメリカ最大のスノーボードツアー「Winter DEW TOUR」にてシーズンランキング入賞、2012年には4年に1度開催される「WSC -ワールドスノーボーディングチャンピオンシップス-」に日本代表として出場など、数々のコンテストを転戦。2014年のソチ五輪の出場を惜しくも逃すが、その年の「PSA-ASIA」の国内プロツアーのハーフパイプにて2戦2勝と群を抜く強さを見せる。

その後自身が代表を務めるディガークルー「Global Snow Design」を立ち上げ、高鷲スノーパークにて国内唯一の国際規格である高さ6.7メートルの「モンスターパイプ」の造成を請け負う。

パイプが奇麗じゃないと帰っちゃう!?

石崎(以下 I):

今日はよろしくお願いします、あっ、とりあえず、生ひとつ!


青木亮(以下 A):

そんな感じっすか?もう、石崎祐のはしご酒でいんじゃないっすか?コーナーの名前...

I: それでいくか!まあまあ、本題だけど、もともと亮くんパイプとか人工物作るほうに興味があったの?それとも、スノーボードやっていくうちに興味が出てきたの?


A: どうでしょうね、DEWTOUR行ってたじゃないっすか、その時のパイプが衝撃的過ぎて...

 

I: 衝撃的だったね、確かに。滑ってて何にもストレスなかったもんね。じゃあ、そのツアーを1年かけて転戦した経験で興味がわいた感じ?


A: 以前にもディガー経験はありましたけど、あの時から、良いパイプを滑りたいってなったんですよ。


I: めちゃ奇麗だったもんね、あの年のDEWTOURのパイプ。でもなんか、前日に雨が降って夜冷えて固まって、当日ピカピカに青光りした氷の日があったんでしょ?銅メダリストのスコッティーラゴが朝来て、「危ないよ」って滑らずに大会棄権して帰ったって聞いてるけど。

 

A: あ~、ありましたありました、そうです笑。(オリンピックの影響でゲレンデも力が入ってて)その年あたりからのアメリカのパイプの形が良すぎて。


I: 大会に出たいってより、良いパイプ滑りに行きたかったってこと?

2011年のDEWTOURの様子(DEWTOURの公式Facebookより引用:)
2011年のDEWTOURの様子(DEWTOURの公式Facebookより引用:)

A: そうです!そうそう!しかも「SPT」(スノーパークテクノロジー -世界規模で有名なパーク、パイプを手掛けるディガークルー)が作るパイプは間違いないって思いがあって、大会回るうちに結果が出たりとかしながらより大きい大会に出れる環境が広がって、結果として良いパイプ滑りに行けるようになったんです。


A: だから自分でもとにかく良いパイプを作りたいと思ったし、変なパイプ滑るのムカつくし。

 

I: そうだね、亮くん海外までわざわざ行ってるのに、朝山に上がってパイプが悪いと1,2本で帰っちゃうもんね。俺家帰ると、りょうくんもう出来上がってるしね笑


A: 笑。でも気持ちのおおもとは、そういうところからですね、とにかく良いパイプを滑りたいってことなんです。

良いパイプを作るための見えない努力とは

I: りょうくん、英語も片言なのに、DEWTOURのコース作ってる最中のオペレーターの圧雪車に近寄って行って、どうやってるんだとか、機械はこれか?とか聞きに行ったんでしょ?造成中のコースって普通立ち入り禁止だけど...笑


A: そうですそうです。でも、あまりに英語ができな過ぎて、去年は英語できる友達に一緒についてきてもらいました。


I: えっ、何?もしかして一回だけじゃなくて、アメリカ行ったら毎回聞きに行くの?

A: 祐さんと一緒の時は、あまりにも聞きたいことを伝えられなかったので...


I: 向こうからしたら、知らないアジア人が仕事中に突然近寄ってくるんでしょ?それで、日本でパイプ作ってるんだけど、ここはどうなってるの?って聞いたら答えてくれるもんなの?


A: それが、答えてくれるんですよ笑


I: SPTってXGAMESとか国際大会のコース数多く作ってる会社でしょ?すごい親切だね笑

ハーフパイプの造成時の様子
ハーフパイプの造成時の様子

A: でも去年は、一度SPTのほうに近寄っていったらパトロールに止められました。ビデオ回しながら近寄っていったら、撮影の許可取ってるかって...


I: そこで、まず怒られるわけね!

 

A: アポあるかって言われて、帰れって怒られました。


I: 怖いよなぁ、海外のパトロール...日本より規制多いもんね。例えばスピード違反とか知らんかったし。


A: 子供たちにも言ってますよ、海外のファミリーコースでスピード出すとな、昔祐さんて人が連行されてなって笑。


I: スピード違反の概念がわからなくてね...滑って下まで降りて、またリフトに乗るんだけどリフト降りたらパトロールのおじさんが待っててね...パトロール小屋まで連れていかれて怒られたね、確かに。でも日本と違って斜度もあるし雪も堅くてスピードでやすいから、ファミリーコースはそういう規制が必要だよね、よく考えると。反省します。

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